主な疾患と治療

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セカンドオピニオンについて

セカンドオピニオンとは、自分の診療内容や治療法について、担当医以外の医師に意見を求めることです。
自らの治療に対して患者様自身が最良の方法を選択するため、私たちのセカンドオピニオン外来をご利用ください。

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過活動膀胱

過活動膀胱とは

過活動膀胱とは、突然トイレに行きたくなり我慢が難しい症状(尿意切迫感)を起こす病気です。

症状

尿意切迫感が強く、トイレまで我慢ができず尿をもらしてしまう(切迫性尿失禁)。また、日中や夜間の排尿回数が多くなったりする(頻尿、夜間頻尿)。

診断

過活動膀胱症状質問票、尿検査、超音波検査などで診断します。

治療

内服薬治療を中心に行っております。多くの方に効果があり症状が改善しています。薬の副作用として口渇、便秘や残尿などがありますが様子をみながら薬を調節しています。また、骨盤底筋体操は過活動膀胱や尿失禁の治療に有効のため併用し訓練を行います。

このような治療を行っても症状が改善しない場合を難治性過活動膀胱といいます。

難治性過活動膀胱に対する治療法

  1. @仙骨神経刺激療法(SNM):平成30年6月より開始、入院治療となります
  2. Aボツリヌス毒素膀胱壁内注入:令和2年4月より開始、外来治療となります(患者様の既往によっては入院での治療となります)
@【仙骨神経刺激療法(SNM:Sacral Neuromodulation)】とは
  • 排泄に関係する神経に持続的に電気刺激を与え、過活動膀胱の症状の改善を図る治療法です。治療効果は個人差がありますが、国内外の臨床試験では多くの患者様に有効な治療法であることが示されています。欧米では20年程前から実施されており、既に広く普及しています。
    具体的には、全身麻酔下に電気刺激装置を腰に埋め込みます。効果は半永久的です(約5年程度で電池交換のための手術が必要となります)。

仙骨神経刺激療法(SNM)は難治性過活動膀胱に対して保険適応があり、岡山大学では平成30年6月より開始しています。

〈仙骨神経電気刺激療法(SNM)スケジュール〉

A【ボツリヌス毒素膀胱壁内注入】とは
  • ボツリヌス毒素は運動神経や副交感神経といったコリン作動性神経終末の受容体部位に結合して神経終末内に取り込まれ、アセチルコリン放出を抑制することで神経伝達を阻害します。膀胱の排尿筋に投与すると副交感神経終末からのアセチルコリン放出を阻害し、排尿筋の収縮を抑制することがわかっています。米国では2013年から難治性過活動膀胱に適応症を取得している治療法です。
    具体的には、外来処置室で、膀胱内麻酔後、尿道より機械を挿入し、ボツリヌス毒素を膀胱壁に20〜30カ所0.5mlずつ注入します。効果は3か月〜半年間持続します。

〈処置の流れ〉

  • 麻酔液を膀胱内に入れて10〜15分待つ
  • 内診台で膀胱鏡を尿道口から挿入
  • 膀胱内20カ所にポツリヌス毒素を専用針にて注入

※全体で30分〜1時間ほどで手術は終了
※手術後はすぐに帰宅可能
※効果は3ヶ月〜半年間持続

〈合併症〉

手術時の軽度疼痛、薬剤によるアレルギー、
尿路感染、尿閉、血尿

問い合わせ
外来 水曜・木曜日 午前中
担当医:渡辺豊彦、石井亜矢乃、大岩裕子
担当医不在の場合は、適宜他のスタッフが対応いたします。